最近、アルジェリア代表イシャク・ベルフォディルのFC東京入りが騒がれているが、その少し前に「J入りか?」と話題を集めたのがグルジア代表のギオルギ・シャントゥリアだ。

バルサの下部組織出身であることから“グルジアのメッシ"と評されるそのシャントゥリアが、1日に行われたルーマニア国内カップの準決勝2ndレグ、ウニヴェルシタテア・クルージュ対CFRクルージュの“クルージュ・ダービー"で魅せた。

2試合合計0-0のままPK戦にもつれ込んだ熱戦でキッカーを任されたCFRのシャントゥリアは、アウェイのスタジアムにブーイングが鳴り響くなかゆっくりと助走をとり・・・

巧い!

目線に騙されGKが先に飛ぶのをしっかり確認した後に、反対サイドへパスのように流し込んだのである。

遠藤保仁の“コロコロPK"を彷彿とさせる心憎いプレーに現地の実況と解説も思わず「ホッホッホー」とご感心。過去には衝撃的な事件も発生したダービーマッチなだけに、シャントゥリアは淡々とチームメイトの元へ戻ったが、内心はきっと「してやったり!」と思っていたに違いない。

しかしシャントゥリアのこの職人技も実らず、クルージュは0-0(PK4-2)で敗退している。さて、J入りの真相やいかに。

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