ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MF、ミラレム・ピャニッチが夏の退団に向かっているとようだ。『Corriere dello Sport』が報じている。
ピャニッチはフランス生まれ、フランス育ちの24歳。メスの下部組織出身で、2007年にPSG戦でデビュー。メスの2部降格に伴い、2008年の夏にリヨンに移籍。黄金期のリヨンで活躍した。ローマには2011年に加入。
圧倒的なドリブルのスキルを生かした相手をいなす技術、イマジネーション豊かなパスなど素晴らしいサッカーセンスが攻撃的なチームのスタイルとマッチし、欠かすことのできない存在となっている。
イタリアで最も輝くMFの1人であり、欧州の強豪クラブがこぞって興味を示してきたが、今年の5月に契約を2018年まで延長。移籍の可能性は消滅したと考えられていたが、ローマがCLに出られなかった際に退団を考えているという。
なお、スティーヴン・ジェラードが退団するリヴァプールが追いかけ続けており、ローマがCL出場権を逃した場合、ビッグチャンスと言えそうだ。