2014年のFIFAバロンドール受賞選手、クリスティアーノ・ロナウドに最近元気がない。

昨シーズン、レアル・マドリーを欧州王者に導いたロナウド。

CLであげた17ゴールは大会史上最多のものであり、リーガ・エスパニョーラでも31得点をあげた。今シーズンのリーガでもここまで24試合で30得点をあげているが、そのうち25得点が2014年にあげたもの。そう、2015年に入ってからはこれまで10試合で5得点しかあげていないのだ。

そんなロナウドの“失速”について、スペイン『AS』がデータを紹介している。

記事によれば、2014年におけるロナウドの1試合あたりの平均得点数は1.19だったにもかかわらず、2015年に入ってからは0.64しかないのだそうだ。

もちろん2015年はまだ始まったばかりであり、この時点で比較するのはフェアではないだろう。しかし、2014年に記録した1試合平均でのゴール数がおよそ半減しているという事実は少し気になるところではある(ロナウドの場合、昨年のペースが異次元すぎたというエクスキューズもあるが・・・)。

ちなみに、ロナウドが失速を始めたのと同時に、得点王を目指すライバルであるリオネル・メッシはそのゴールのペースを急速に上げている。

例年に比べるとややスロースタートな印象があったが、2015年に入ってからはリーグ戦11試合でなんと17得点をゲット。現在32得点をあげており、シーズン開幕以来ロナウドが長くキープしてきた得点ランキングの首位に躍り出た(ロナウドは30得点で2位)。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介