先月、韓国のFCソウルから中国の江蘇舜天へ電撃移籍した元U-23日本代表、エスクデロ・セルヒオがリーグ開幕から2戦目にして初ゴールを決めた。

試合は14日に行われた中国超級の第2節、ホーム開幕となる貴州人和戦。

1点リードで迎えた68分、味方の右サイドからの強烈なシュート?折り返し?を相手GKが弾くと、巧みなポジション取りで詰めていたエスクデロがこぼれ球へ瞬時に反応し、倒れ込みながら右足でゴールへ押し込んだ。

エスクデロは試合後にツイッターを更新し、

このように力強く話している。

浦和を離れて約2年半、KリーグとACLで活躍を続けてきたエスクデロ。

近年、各年代の日本代表とJリーグのクラブがアジアの舞台で苦戦を強いられるなか、2013年にはFCソウルの一員としてACLファイナリストとなったが、彼の名前が日本代表の候補に挙がることはなかった。日本で目立った結果を残せなかったのは確かだが、本人も自負する日本(J)、韓国(K)、中国(C)リーグ全てで得点を記録してきた経験はもっと評価されていいだろう。

折しも代表はボスニア人のハリルホジッチ氏が新たに就任したばかり。新体制のチームに、風貌は少し異なるが日本人の誇りと魂を確かに秘めた男の名が連ねることはあるだろうか。

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