Qolyでもこれまで頻繁にお伝えしてきたホナス・グティエレスに関するニュース。

ついに今週末、プレミアリーグに復帰するかもしれない。

ホナス・グティエレスは1983年7月5日生まれの31歳。力強いドリブル突破が魅力のアタッカーで、2010年ワールドカップではディエゴ・マラドーナ監督によってアルゼンチン代表の右サイドバックとして起用されたこともある選手だ。

そんなホナス・グティエレスは昨年末、精巣がんを患い闘病中であることを明かしていた。手術で左の精巣を切除し、化学治療により自慢の挑発は抜け落ちていた。

しかし、無事治療を終えたホナス・グティエレスはそこからリハビリに挑み、今年に入ってU-21チームの試合に出場。見事ゴールをあげるなどその経過は順調なようで、ついに今週末、トップチームの一員として出場する機会が訪れるかもしれないという。

英国『BBC』によれば、ニューカッスル・ユナイテッドのジョン・カーヴァー監督は「ホナス・グティエレスはスカッドに入っている」と話し、「ベンチに入る可能性があるかもしれないし、そのことは全ての人に大きな高揚感を与えるだろう」と続けたという。

また、英国『Mirror』の中でカーヴァー監督はこのように話している。

ジョン・カーヴァー(ニューカッスル・ユナイテッド監督)

「まずはじめに、実際にプレミアリーグに帰ってきて再びプレーするということになれば、それは素晴らしいことだ。彼は必死に戦った。

私が初めて彼を見た時、彼がとても心配だった。

しかし、それは当然のことだと思った。なぜなら、深刻な病から復活したのだからね。

ここ数週間で彼は調整を続け、強くなり続けた。

そして今日、かつての姿に最も近いホナス・グティエレスを私は見た。それを私が見たのは今日が初めてだ。

彼は病と闘い続け、キャリア自身とも戦い続けた。そのいった意味で、彼にとっては重要な時間だね」

仮にホナス・グティエレスが今週末の試合に出場すれば、昨年4月5日に行われた第33節ノリッジ対WBA戦以来の出場になり(この時はノリッジにローン移籍していた)、ニューカッスルでの出場は2013年10月5日に行われたカーディフ戦にまで遡る。

はたして、ホナス・グティエレスのチャンスは訪れるのだろうか。ニューカッスルは今週末、ホームにアストン・ヴィラを迎える。

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