『AFP』は「ギリシャリーグの取締役会で乱闘が発生し、話し合いが中断される結果となった」と報じた。

先日行われたアテネダービー、オリンピアコス対パナシナイコスでの混沌とした状況は大きな話題となった。激しいファンの暴動によって警察が出動する騒ぎとなり、選手も投げ込まれたものに当たって怪我をする事態となった。

そして25日、これらの事件を受けて行われたギリシャ・スーパーリーグ取締役会でも大きな混乱が発生。パナシナイコスの会長ヤニス・アラホウゾス氏とオリンピアコスの会長ヴァゲリス・マリナイキス氏の間で衝突があり、負傷者が出る騒ぎとなった。

唇に裂傷を負ったアラホウゾス氏はメディアに対して以下のように話し、マリナイキス氏のボディガードによって暴行を受けたと主張している。

ヤニス・アラホウゾス パナシナイコス会長

「我々が暴行された。マリナイキスは私にグラスを投げ、彼のボディガードがパンチを放ってきた。スーパーリーグの委員会でこのような暴力があるなどということは信じられない」

なお、これらの混乱を受けてギリシャ政府は全てのサッカー活動を中断することを発表しており、新たな解決策や対策法の枠組みが作られるまで再開しないことを明らかにしている。

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