リヴァプールでその才能を発揮しているFWジョーダン・アイブ。今、リヴァプールで最もノッている男であろう。

今月初旬に行われたエヴァートン戦とのマージーサイドダービーから、リーグ戦で3戦続けて先発出場を果たしているアイブ。エヴァートン戦、トッテナム戦、サウサンプトン戦とそれらはいずれもタフな相手であり、ブレンダン・ロジャーズ監督からの信頼もがっちり掴んでいる。

また、先日行われたUEFAヨーロッパリーグのベスト32、ベシクタシュ戦ではサポーター投票によるマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。19歳の青年は今、急激な速度で経験を積んでいる。

さて、そんなアイブは南ロンドンの生まれである。父親はナイジェリアの出身であることからイングランドとの二重国籍を保有している。

これまでイングランドの世代別代表としてプレーしてきたのだが、地元紙『Liverpool Echo』によればナイジェリアサッカー連盟がアイブをフル代表に招集しようとする動きがあるようだ。

アイブは今年、イングランド代表としてU-21欧州選手権に招集される可能性もある(監督はギャレス・サウスゲイト)。しかし、世代別代表の経験はフル代表の選択に関係せず、ナイジェリアサッカー連盟はアイブにオファーを送るようだ。

1997年にアフリカ年間最優秀選手賞に輝き、現在は連盟の一員であるあのレジェンドは以下のように話している。

ヴィクター・イクペバ(ナイジェリアサッカー連盟スタッフ)

「連盟はジョーダン・アイブに注目している。

我々は哲学を変革せねばならず、特にアフリカネイションズカップへの出場を逃した後ということで、そういった若い選手たちを連れてこなければいけない」

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