世界が注目するビッグマッチがもうじき幕を開ける。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦最大の大一番、マンチェスター・シティ対バルセロナの試合が現地時間24日にエティハド・スタジアムで行われるのである。

世界的スターを集結させ、名実ともにまさに世界最強クラスの両チーム。

ベスト16での対戦は2シーズン連続であり、昨年はアグリゲートスコア4-1でバルセロナが勝ち抜けていた。しかし、セルヒオ・アグエロは好調を維持しており、今シーズンはすでにあのバイエルン相手にも劇的な逆転劇を演じている。勝負の行方は五分であろう。

そんな大一番に際し、UEFAからはこの試合を捌くレフェリーのセットが発表されている。

この審判を担当するのはドイツ人のフェリックス・ブリッヒである。

フェリックス・ブリッヒは1975年8月3日生まれの39歳。

2004年から審判キャリアをスタートさせ、2007年からは国際審判員を務めている。ドイツを代表する審判であり、昨年行われたワールドカップでも審判員に任命されるなど実力あるレフェリーなのだが、昨年はこんな"大誤審"をしてしまい話題となった人物でもある。

昨シーズンのブンデスリーガ第9節ホッフェンハイム対レヴァークーゼン戦で明らかにゴールポスト横を通過したシュテファン・キースリンクのヘディングをゴールと認め、大きなバッシングを受けたのだ。

このゴールは「ゴーストゴール」や「ファントムゴール」と呼ばれ瞬く間に世界中のメディアで話題になった。実績自体は申し分ないのだが、両チームのサポーターにとってはちょっとだけ複雑・・・かも?

なお、フェリックス・ブリッヒはこれがCL通算39試合目の担当。

今シーズンはグループステージ第2節の大一番アトレティコ・マドリー対ユヴェントス戦でホイッスルを吹いており、昨シーズンのEL決勝セビージャ対ベンフィカの試合も担当。2013年6月に行われたFIFAコンフェデレーションズカップの日本対メキシコ戦も担当している。

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