リオデジャネイロ出身のブラジル人で、2004年5月にクロアチア国籍を取得したFWエドゥアルド。

2007年から2010年にかけてアーセナルで3シーズン活躍し、67試合に出場し21得点をあげた。その後はシャフタールでプレーし、昨年にはブラジルのフラメンゴに移籍。2014年W杯にもクロアチア代表として出場を果たした。

そんなエドゥアルドがこのほど、突如アーセナルファンに向けて感謝のツイートをしている。

はたしてその理由は何なのだろう?実際にツイートを見てみよう。

「最悪の怪我からちょうど7年が経過した」と冒頭に記したエドゥアルド。

記憶力の良い方ならもうお気付きだろう。世界を震撼させたあの事故のことである。

【衝撃が強いため閲覧にはご注意を】

2007-08シーズンのプレミアリーグ第27節バーミンガム対アーセナル戦でエドゥアルドは、相手DFマーティン・テイラーによる激しいタックルを受け、開放骨折をしてしまったのだ。

テイラーのタックルはセットされた状態のエドゥアルドの足首を襲い、その足首はあらぬ方向に曲がる。一時は骨が露出したとも伝えられており、世界中のTV局がリプレイの表示を躊躇ったとさえ言われている。

全治9ヵ月という長いリハビリ生活を経て、結局エドゥアルドは実戦に復帰した。しかしこのファールは世界中に大きなインパクトを与え、エドゥアルド自身にも大きな苦痛となったに違いない。

しかし、そんなエドゥアルドを後押ししたのはやはりアーセナルファンからのサポートであったようだ。

「あの悲しみは思い出したくないけれど、みんながいつも私にくれたサポートは覚えていたい。もちろん、アーセナルファンはその時、本当に特別な存在だった。全てのことに対して本当にありがとう」と続けてツイートしたエドゥアルド。

先週末のプレミアリーグでは、バーンリーFWアシュリー・バーンズによる危険なタックルが大きな話題となった。そのファールがエドゥアルドに過去の悲しみとファンの後押しを思い出させたのかもしれない。

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