2月22日、『Tuttomercatoweb』は「イタリア・セリエAのインテルは、モナコの元フランス代表MFジェレミ・トゥララン、ディナモ・キエフのオーストリア代表DFアレクサンダル・ドラゴヴィッチの獲得に向かっている」と報じた。
昨年ヴァルテル・マッツァーリからチームを引き継いだロベルト・マンチーニ監督はセンターラインに経験豊富なMFの獲得を考えているとのこと。先日は教え子でもあるヤヤ・トゥレとの交渉も明らかにされたが、選手の代理人からはイタリア移籍を否定するコメントが出されている。
そして現在アプローチしているのはジェレミ・トゥラランであるとのことだ。かつてはフランス代表の中盤を支え「新しいデシャン」と呼ばれた守備的MFであり、個人的な理由ですでに代表からは引退している。
クラブとの契約は2015年6月末で切れるため、現在はどこのクラブとも交渉が可能な状況。モナコ側は契約延長を求めているとも言われているが、その動きは進んでいない。
インテルは彼の獲得に向けてすでに2度アプローチを行っており、その返答を待っている状況であるという。なお、ナポリやミランなども彼に関心を示している。
アレクサンダル・ドラゴヴィッチは1991年生まれの23歳。空中戦の強さと闘争心あふれるディフェンスで知られ、10代からオーストリア代表に名を連ねているセルビア系のセンターバック。
オーストリア・ウィーンの下部組織出身で、若くしてレギュラーとして活躍した後、国外へ移籍。スイスの名門バーゼルでも存在感を発揮し3連覇に貢献。現在はディナモ・キエフに所属している。
その才能には高い評価が与えられており、以前はマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなどが興味を示したとも言われている。こちらは2013年に5年契約を結んでいるため、獲得するとなると移籍金が発生することになる。