レアル・マドリーとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦1stレグに挑んだシャルケ。日本代表DF内田篤人は先発出場を果たした。

これで今シーズンのCLでの先発出場は6度目となった内田。クリスティアーノ・ロナウドとのマッチアップが期待されたが、実際に対峙することが多かったのはイスコであった。

試合はダニ・カルバハルのクロスにクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで合わせ、マドリーが先制に成功する。その後もシャルケのエースであるクラース・ヤン=フンテラールが負傷交代するなどなかなかペースをつかめずにいたシャルケだったが、75分、ビッグチャンスが訪れる!

ケヴィン=プリンス・ボアテングがハーフウェーライン少し前でボールを持つと、内田は右サイドからオーバーラップ。ここにボアテングがピンポイントボールを送り、内田はFWフェリクス・プラッテに落とす。すると・・・

プラッテがこれをダイレクトでシュート。強烈なシュートはクロスバーをたたくものの、そのこぼれ球に内田が反応し、胸トラップでボールを収めカシージャスの目前で左足を振りぬく!

しかし、これは威力に乏しく相手DFマルセロもブロックに入り、カシージャスの正面に。レアル・マドリーというディフェンディングチャンピオン相手に価値ある同点弾をゲットできそうであったが、惜しくもゴールにはならなかった。

なお、試合はこの後、レアル・マドリーDFマルセロがミドルシュートを突き刺し2-0でマドリーが勝利。アウェイゴールを2点失い、フンテラールが負傷し、さらにはボアテングが累積警告を受けるなど、シャルケにとってはかなり厳しい状況となった。

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