2月17日、『Skysports』は「イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、元PSGのブラジル人FWネネーの獲得に近づいている」と報じた。
アンデルソン・ルイス・ジ・カルヴァーリョ、通称"ネネー"は1981年生まれの33歳。スペインのマジョルカ、アラベス、セルタなどでプレーした後、モナコで2009-10シーズンに得点を量産してブレイクした。
2010年にパリ・サンジェルマンに移籍し、カタール資本が入るクラブの中でも存在感を発揮していたものの、当時のアントワヌ・コンブアレ監督に「ベンチに置くとすぐに腐る」と批判されるなどプロ意識の欠如が指摘され、問題行動を繰り返したのちに退団している。
その後カタールのアル・ガラファに加入してプレーしていたものの、昨年末には「欧州に戻りたい」と発言し、1月に契約を解除して退団。フリーエージェントの状態となっていた。
ウェストハムはイングランド代表FWアンディ・キャロルが膝の靭帯を損傷して長期の離脱となっており、先日まで獲得に動いていたラス・ディアラもFIFAの許可が下りずに断念していたため、フリーで攻撃に厚みを加えられる人材を探していた。