現地時間17日、シャフタール・ドネツクとのUEFAチャンピオンズリーグベスト16 1stレグを戦うバイエルン。

すでにウクライナ入りしている。

ドネツク州の政情不安により、シャフタールは今シーズン1000km西にあるリヴィウでホームゲームを戦っている。そのためバイエルンもリヴィウに滞在し、アレーナ・リヴィウで運命の一戦を迎える。

ペップ・グアルディオラ監督は「決勝戦のことが頭にあるか?」という問いに対し、「(決勝戦までは)まだ長い道のりがある。明日の試合はその第一歩目だ」とコメント。ハンブルガーSV相手に8-0と“爆勝"した直後でも、気の緩みはないようだ。

さて、ウクライナに到着したそんなバイエルンだが、出国に際しクラブ公式Twitterアカウントがこんな写真を投稿していた。

ズラリズラリと並ぶ格式高そうな書類の数々・・・そう、パスポートである。

その数およそ40近くあり、ウクライナ入りするチームスタッフ全員のものと思われる。おそらく、海外遠征するクラブは空港でこのようにまとめてパスポートを提出するのだろう。それにしても壮観である。

政府によって、発行されるパスポートのデザインは当然違う。調べてみると、一番右下のタイプの濃い赤色はドイツのもので、右上のモデルはスペインのもの。やはりチームメンバーを考えるとこの2つのタイプのパスポートが多い。

真ん中付近にある濃い緑色のものはブラジルのもの(ダンチとラフィーニャ?)で、一番左下にあるモデルはポーランド(レヴァンドフスキ)のもののよう。これだけ欧州のサッカー選手の情報が簡単に手に入る現代においても、外国のパスポートのデザインを目にする機会はそう多くはないだろう。

また、パスポートにカバーを付けている選手もおり、ルイ・ヴィトンのモノグラム柄のパスポートは一体誰のものかちょっと気になるところではある。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦1stレグ、シャフタール対バイエルンの試合は日本時間18日(水)午前4時45分よりキックオフ。

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