2月16日、『Dominion Post』は「ニュージーランド代表監督を務めているアンソニー・ハドソン氏は、DFウィンストン・リードがビッグクラブで活躍できると太鼓判を押した」と報じた。

ウィンストン・リードは1988年生まれの26歳。マオリ族にルーツを持っているニュージーランド生まれの選手であるが、10歳でデンマークに移住し、ミッティランの下部組織で育った経験を持っている。

デンマークの各年代で選抜されてきたエリートであったが、2010年ワールドカップに出場が決まったニュージーランドの誘いを受けて代表入り。本大会ではトミー・スミスとともにいきなりスタメン出場し、大きく名を上げたディフェンダーである。

その後ウェストハムに加入した彼はプレミアリーグでも活躍を見せており、今季限りで契約が切れることから多くのクラブから注目を集めている。その中にはアーセナルやリヴァプール、トッテナムが入っているという。

彼について『Inside』のインタビューを受けたニュージーランド代表監督アンソニー・ハドソン氏は、リードがビッグクラブでも活躍できることに疑いはないと話した。

アンソニー・ハドソン ニュージーランド代表監督

「(ウィンストン・リードは成功する?)

ああ。100%だ。私は全く彼に疑いは持っていない。問題があるとすれば、時間だけだ」

なお、アーセナルは冬にも彼の獲得に乗り出していたと言われており、その際には400万ポンド(およそ7億3000万円)で打診したと報じられた。

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