2月15日、『Ghanasoccernet』は「ガーナのグレーターアクラ州サッカー協会会長を務めるニー・コマイテ・ドク氏は、代表選手たちが地域のクラブに全く恩を感じていないと批判した」と報じた。
アフリカでは屈指の強豪とされているガーナであるが、実際国内リーグはあまり豊かな状況にはなく、ユース年代やアマチュアではさらに厳しい環境にある。
地域差が激しいため優秀な選手のほとんどは首都があるグレーターアクラ州で育った経験を持っているものの、会長は「彼らはスターになったらすぐ背を向ける」と主張する。
ニー・コマイテ・ドク グレーターアクラ州サッカー協会会長
「私は胸を張って、いかなる言い訳もせずこれを言いたい。
ガーナの選手たちはこれらのユースのクラブをどんな点においてもサポートすることなく、彼らにチャンスを与えたことすら完全に忘れ去っている。
彼らは利己的な人物であり、自分たちだけのことを考えている。我々の汗があってこそ彼らは大スターになれたのである。そうなったとき、彼らは我々に背を向ける」
しかし、かつてガーナの代表選手として長く活躍した経験を持つチャールズ・アコナー氏はその事実を否定。電話での取材に対して、選手たちは内々に地域のサッカーに寄与していると話しているようで、両者の主張には食い違いがあるようだ。