『Mirror』は「アクリントン・スタンリーの会長を務めているピーター・マーズデン氏は、新しいテレビ放映権の契約は下部リーグを殺すことになると話した」と報じた。
アクリントン・スタンリーFCはリーグ2(4部)に所属しているチーム。これまで3部以上に上がったことはないが、2010-11シーズンには昇格プレーオフに進出したことがある。
会長のマーズデン氏はリーグ2(4部)の委員長を兼任している人物。彼は『Mirror』の取材に対して危機感をあらわにした。
ピーター・マーズデン アクリントン・スタンリー会長
「この新しい放映権契約は、試合を殺す。我々のようなクラブを殺すものだ。多くのお金が少しの人物の手に集中している。豊かな者がより豊かになり、貧しい者がより貧しくなる。そして誰もそれを気にしていない。
数年前であれば――もしよい若手選手を持っていれば、それをプレミアリーグのクラブに売ることが可能だった。 今では、選手はリーグ1(3部)に売ることが出来ればラッキーな状態だ。誰かを100万、200万ポンドで売ることが出来た幸せな時代は終わった」