2月11日、『Football411』は「コートジボワール代表監督を務めたエルヴェ・ルナール氏は、自国のチームには自国の監督を就かせるべきだと話した」と報じた。
2012年大会でザンビア、2015年大会でコートジボワールを率いてアフリカネイションズカップ優勝を成し遂げたフランス出身のエルヴェ・ルナール監督。
アフリカでは(中東諸国でも同じ傾向があるが)自国の監督に対して連盟からの信頼が低く、今回のネイションズカップでも16チーム中13チームが欧州、あるいは南米の指導者を起用していた。
この地域での指導経験が長いエルヴェ・ルナール氏は、自身も雇われている立場でありながらも、本来はアフリカの監督が務めるべきであると話した。
エルヴェ・ルナール コートジボワール監督
「どのような国の代表チームであっても、本来はその国の指導者が監督を務めるべきなんだ。
これは個人的な見解ではあるけどね。自分が今やっている仕事と対立する話でもある。私はたくさんの国で働いてきたから。しかし、私はそのほうがいいと思う。
(自国のコーチを義務付けるルールについては)
それを導入するのは素晴らしいことだ。エジプトのハッサン・シェハタ(アフリカ杯3連覇を成し遂げた名将)、ナイジェリアのスティーヴン・ケシの記録を見ろと言いたい。それが知るべきことの全てを伝えてくれるよ」