さすがブラジル!というような遊び心満点のプレーがあった。
コリチーバに所属するFWギリェルミ・ネゲバがパラナ州選手権vsオペラリオ戦で魅せてくれた。
試合終盤、 左サイドでボールを持ったネゲバはコーナーフラッグに近づき時間稼ぎに出ると見せかけ、ボールを浮かせて寄せてきたDF2人を“料理"。 もう一度浮かせて相手を翻弄しクロスまで持ち込んでみせた。なかなかに魅惑的なプレーであった。なお、試合は2-1でコリチーバが勝利している。
2011年U-20W杯で優勝したブラジル代表のメンバーでもあるネゲバは1992年生まれの22歳。 アフリカ人のようなバネと身体能力が特徴のアタッカーで、この試合でも見せたような遊び心に富んだトリッキーなドリブルとパス、リーチを活かした懐の深いボールキープが持ち味。
怪我により伸び悩んでいるところもあったが、今年フラメンゴからコリチーバに移籍。 試合後には、「フラメンゴでは信頼を得られなかった。コリチーバでは自由を貰えて自分のプレーができる。コリチーバを助けることができて嬉しい」とその喜びを語っていた。