先月14日より行われてきたU-20南米選手権もいよいよクライマックス目前。4日に決勝ラウンド第4節の3試合が行われた。
第1試合のペルー対ブラジルは、ブラジルが3連敗で既に敗退濃厚のペルーを相手に5ゴールで大勝。逆転優勝に望みを繋いだ。
第2試合はアルゼンチン対パラグアイ。
前半、ジョバンニ・シメオネの3試合ぶりとなるゴールで先制したアルゼンチンが、後半にもロロン、シメオネの2点目のゴールで3-0で快勝。
この試合で2得点を記録したシメオネは大会通算9ゴールとし、1997年にルシアーノ・ガジェッティ(アルゼンチン)、2011年にネイマール(ブラジル)の記録した9ゴールに並んだ。残すところは2005年にウーゴ・ロダジェガ(コロンビア)が記録した11ゴールのみ。残り1試合、記録の更新はなるだろうか。
なお、第3試合のウルグアイ対コロンビアの試合は0-0で終わっている。
この日の試合の結果、アルゼンチンが勝ち点10で首位に。同8のウルグアイ、同7のブラジル、同6のコロンビアと続き、ここまでの4ヵ国が今夏、ニュージーランドで開催されるU-20W杯の出場権を獲得した。
最終節でリオ五輪のストレートインを巡り、アルゼンチンとウルグアイが激突。同プレーオフ出場権を得るためウルグアイを上回る必要のあるコロンビアはブラジルと対戦する(開催国のブラジルは自動的に出場が決まっている)。