元U-21イングランド代表DFが自殺未遂を行ったことを告白した。
独占記事として 『The Sun』が報じたのは元選手のクラーク・カーライルのインタビュー。インタビューによれば、カーライルは大型トラックの前に飛び込んで自殺を試みたとのこと。
カーライルは昨年末の12月22日に自殺未遂。以降は病院で回復に努めているという。昏睡状態から覚めたのは1か月後の1月20日だが、現在は完全回復に向かっているという。
しかし、負傷から回復した後は裁判所に出廷しなければいけないようだ。カーライルはこの事故のわずか1日前に飲酒運転を行ったことが発覚しているとのこと。
EXCLUSIVE: Clarke Carlisle talks to the Sun http://t.co/GBCVGcRKhB pic.twitter.com/EP6N3HdvDZ
— The Sun (@TheSunNewspaper) 2015, 2月 4
カーライルは1979年生まれの35歳。ブラックプールの下部組織出身。QPR、リーズ、バーンリーなどでプレー。プレミアリーグは2006-07シーズンにワトフォードで、2009-10シーズンにバーンリーでプレーした。
2012-13シーズン、3部のノーサンプトン・タウンでプレーした後、現役を引退。キャリアの殆どを2部以下で過ごしているが、イングランドとウェールズのプロサッカー選手の協会であるPFAの会長を務めた。
事故から生還したカーライルは以下のように語ったという。
クラーク・カーライル
(元U-21イングランド代表、元PFA会長)
「死にたかった。死ななければならなかった。それは脱出でも逃避でもない。これが完璧な答えだ」
「それ(自殺すること)がみんなを幸せにしたし、全ての苦境を憎んでいた」
「道路へと2歩進んで、トラックに突っ込んだ。まるで思い切りショルダーチャージするように。その時の衝撃を覚えているよ。バン!そして、死んだ。どのくらい死んでいたかはわからない。数分しかなかったはずだ」
「目を開けたら、自分の手が目の前にあるのを見ることができた。血がそこにべっとりと滴っていた。思ったよ。『冗談だろ?』って」
「回復への道のりは永遠に続くだろう。今日、自分は興奮しているし、自信に満ち溢れている。何故ならやっと本当の原因を突き止めたから」