英国に住むジョー・ネルソンさんは、深い悲しみに暮れていた。

熱心なリヴァプールサポーターであり、年間シーズンチケットホルダーでもある祖母をつい最近亡くしたのだ。

ジョーさんの祖母であるロイさんは、長くリヴァプールを応援していたらしい。今年はスティーヴン・ジェラードのリヴァプールでの最後のシーズンである。彼の雄姿をきっと最後まで見届けたかったに違いない。

そんなサポーターの急逝を知ったリヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督が、素敵な心遣いを見せた。

なんと、ジョーさんのもとへ手紙を送ったのだ。そのメッセージをご紹介しよう。

ブレンダン・ロジャーズ(リヴァプール監督)

ジョーさんへ

このようなひどく悲しい状況の中、お手紙を差しあげ申し訳ありません。

リヴァプールFCの幹部、選手、スタッフの全てを代表して、祖母であるロイさんを亡くされたあなたとご家族に深い哀悼の言葉を捧げます。

ロイさんはサポーターの1人であり、長い間シーズンチケットホルダーでいてくれました。私たちLFCファミリーの一員であり、これからもそうあり続けます。

あなたの喪失感は私の言葉では埋め合わせられませんが、深い同情の気持ちを表し、私たちの思いはこのような悲しい時にもあなたとそしてご家族とともにあるということを知っていただければ幸いです。

心からの気持ちを込めて

リヴァプールFC監督 ブレンダン・ロジャーズ

You`ll Never Walk Alone

手紙にはロジャーズ監督自身のサインが記されていた。手紙の右上にはリヴァプールのエンブレムも描かれており、クラブ公式のレターであることが分かる。

その悲しさを拭い去ることはできないだろうが、愛するクラブからの追悼の手紙に勇気くらいは湧いてきたはずであろう。

ブレンダン・ロジャーズという男の誠実さが伝わってくるエピソードであった。