さきほどタイムアップとなったAFCアジアカップ2015のグループDの第1戦日本対パレスチナ戦。
連覇を狙う日本代表にとっては絶対落とせない一戦となったが、試合結果そういった不安を一掃させるものであった。
78分
@jfa_samuraiblue の4点リードは変わらず
@jfa_samuraiblue 4-0 パレスチナ
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— AFCアジアカップ (@afcasiancup_jp)
2015, 1月 12
強風を考えベテランMF遠藤保仁が低弾道のミドルシュートを突き刺せば、岡崎慎司がピッポ・インザーギばりの反射神経で追加点をゲット。
その後は本田圭佑、吉田麻也とチームの中心選手たちが得点を積み重ね、4-0で終了。結果だけではなく内容もともなったゲームで初戦を制し、貴重な勝ち点3を獲得した。
祝日の夕方キックオフということで、日本でも多くの人が観戦したであろうこの試合。
地上波ではテレビ朝日が独占生中継を行い、松木安太郎氏による「風」の連呼も話題となったが、この試合中には気になることがもう一つあった。
それは、このテレビ放送の中で流れたCMの完成度が高く、感動を呼ぶストーリー展開となっていたことだ。
常に数十%の視聴率を獲得する日本代表戦。さらには注目度の高いアジアカップの初戦ということで、協賛企業もより訴求力の高いものを準備していたのだろうか。各社ともサッカーをテーマにした長編ものを流しており、サッカーファンにとっては心を打つものもいくつか見られた。
まずは日本サッカー協会のオフィシャルパートナーでもある日本航空、JALのCM。テレビ朝日では現地からの中継に切り替わる直前に5分近い時間を割き放映された。
『挑戦を続ける人 長谷部誠篇』と題したこのCMでは、長谷部誠の半生が、それを支えたある人物とのエピソードで語られている。
「特別な選手じゃないのかもしれない」と悟りつつも日本代表のキャプテンにまで登りつめた長谷部にJALの企業理念を重ねたメッセージ性のある広告であった。