1月9日、『Sportmediaset』は「イタリア・セリエAのACミランは、ロシア・プレミアリーグのゼニト・サンクトペテルブルクに所属しているベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得に向かっている」と報じた。
ACミランは昨夏に獲得したオランダ代表MFマルコ・ファン・ヒンケルが、怪我も重なってチームにフィットしない状況が続いており、既に1月にはチェルシーに戻される可能性が高いと言われている。
また、オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨンクも夏に切れる契約を延長しておらず、今季限りでの退団が噂されている。
ファン・ヒンケルをチェルシーに返す際に代わりにジョン・オビ・ミケルを借りるという話もあるが、その一方でビッグネームの獲得の噂も飛び込んできた。
アクセル・ヴィツェルは1989年生まれの25歳。スタンダール・リエージュの下部組織で育成され、ベルギーの各年代で選抜されてきたエリート。2011年にベンフィカへ移籍し、2012年には4000万ユーロ(現在のレートでおよそ58億円)という巨額でゼニト・サンクトペテルブルクに買われている。
ミランは彼の獲得に向けて半年間のレンタル料300万ユーロ(およそ4億3000万円)、買取オプション2000万ユーロ(およそ29億円)という条件を提示し、ゼニトと交渉を進めているという。