パレスチナサッカー協会は、来年1月9日に開幕を迎えるアジアカップ2015に向けたメンバー23名を発表した。

AFCチャレンジカップを制覇した際のジャマル・マフムード監督はすでに退任しており、アシスタントを務めていたサイーブ・ジャンディヤ氏がその後を継いでいる。その為、基本的に路線は継続されていると言える。

メンバーとしては、親善試合で使ってきた国外からの選手を意外にも呼んでこなかった印象を受ける。パラグアイから帰化したDFハビエル・コエネ、中国で活躍するFWイマッド・ハリル、スウェーデン生まれのイマッド・ザータラがメンバーから外れた。

残った海外生まれの選手は、カナダでプレーするオマール・ジャルン、チリ出身のアレクシス・ノランブエナだけとなっている。

トップはエースのアシュラフ・ヌーマンが中心になり、サイドにアブー・サラーやアル・アムール、アハマド・マヒールなどが配置され、中央はアブー・ハビブ、ムラド・イスマイール、アル・サルヒ、アブー・ジャザール、アブハマド、アル・バフダリなど慣れ親しんだ面子が起用されることになるだろう。

実力的には今大会最低レベルと言われているものの、先日の親善試合では中国を相手にスコアレスドローに持ち込んでおり、なかなかの粘り強さを見せた。なお、イランとの準備試合はパレスチナ側の資金不足により中止となっている。

GK:

1:タウフィーク・アリ・アブー・ハンマード / Tawfiq Ali Abu Hammad
(タラジ・ワディ・アル・ニース)

21:ラムジー・サラー / Ramzi Saleh
(スムハ/EGY)

22:ラミ・ハマダー / Rami Hamadeh
(シャバブ・アル・ハディール)

DF:

2:ライード・ファリス / Raed Fares
(アル・カッズ)

3:フサーム・アブー・サラー / Hosam Abu Saleh
(アル・カッズ)

4:アハマド・ハルビ・マハジナー / Ahmed Harbi Mahajna
(アル・アマーリ)

5:ハイタム・ディーブ / Haitham Deeb
(アル・カッズ)

12:タミール・サラー / Tamer Salah
(アル・カッズ)

14:アブドゥラー・ジャービル / Abdullah Jaber
(アル・カッズ)

15:アブドゥラティフ・アル・バハダリ / Abdallatif Al Bahdari
(アル・ウィフダート/JOR)

MF:

6:ムーサ・アブー・ジャザール / Moussa Abu Jazar
(アル・カッズ)

8:ヒシャーム・アル・サルヒ / Hesham Salhe
(アル・カッズ)

13:ヤカ・イフビーシャー / Jaka Ihbeisheh
(NKクルカ/SLV)

17:アレクシス・ノランブエナ / Alexis Patricio Norambuena Ruz
(GKSベウシャトフ/POL)

19:アブドゥルハミード・アブハビブ / Abdelhamid Abuhabib
(マルカズ・バラタ)

20:ハディール・ユースフ / khader Yousef Abu Hammad
(タラジ・ワディ・アル・ニース)

23:ムラド・イスマイール / Murad Ismail Said
(アル・カッズ)

FW:

7:アシュラフ・ヌーマン / Ashraf Nu'man Al-Fawaghra
(アル・ファイサリー/KSA)

9:ハリド・サラーム / Khaled Salem
(アル・ジャヒリヤー)

10:イスマイール・アル・アムール / Ismail Al-Amour
(アル・カッズ)

11:アハマド・マヒール・ウリダート / Ahmad Maher Wridat
(アル・ジャヒリヤー)

16:マフムード・イード / Mahmoud Eid
(ニュヒェーピングス/SWE)

18:ムサーブ・アル・バタート / Mus'ab Al-Battat
(アル・ジャヒリヤー)

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手