12月19日、『Telegraph』は「マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFマルアヌ・フェライニは、昨季は自分が格好のターゲットになってしまったと話した」と報じた。
2013年夏、デイヴィッド・モイーズ氏に誘われエヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したマルアヌ・フェライニ。高額の移籍金であったこと、そしてチームの調子が一向に上がらず低迷したことから、彼の評価は地に落ちてしまい、大きな批判を集めることになった。
そのため今夏は他のクラブに貸し出されるのではないかと言われており、序盤に負った怪我によってナポリへの移籍が破談になったとも報じられた。
このように非常に厳しい立場であったが、第9節のチェルシー戦からは8試合連続でスタメン出場を飾るなどルイス・ファン・ハール監督の信頼を勝ち取り、再び存在感を見せている。
マルアヌ・フェライニ
「昨季、我々はチームとして良いプレーをしていなかったし、クラブの外の人々にとっては僕に何かを言うことが簡単なものになってしまった。なぜなら、監督が僕をエヴァートンから買ったからだ。しかし、僕はそれらをうまく取り扱う必要があった。
難しい時間だった。自分のキャリアの中で、このようなことを経験したことがなかったからだ。沢山のことを学んだ。
もちろん人々が言わざるを得ないものは気に掛ける。しかし、僕は家族、母、父親、そして兄弟たちを心配していた。批評家が僕のことを悪く言っている時は、彼らにとっては非常に厳しい状況だろうから。
(モイーズ監督について)
ユナイテッドを担当していた時には、彼には運がなかった。しかし、それは彼が成功するためのクオリティを持っているという事実を変えることはない」