12月10日、『Giornale di Brescia』は「パキスタンの実業家カディール・シャイフ・アブドゥル氏が、イタリア2部セリエBのブレッシャを買収したと話した」と報じた。
かつてルカ・トーニやロベルト・バッジョ、ペップ・グアルディオラ、スティーヴン・アッピアー、シモーネ・デル・ネロなどが所属したことで知られるブレッシャ。現在はセリエAから降格し、2部での戦いを余儀なくされている。
記事によれば、大規模な家電チェーンのオーナーであるカディール・シャイフ・アブドゥル氏はメディアに対して既にクラブの買収交渉が完了したことを明らかにしたという。
ブレッシャは現在1300万ユーロ(およそ20億円)という大きな負債を抱えており、カディール・シャイフ・アブドゥル氏はそれを今後2年間で投入していく必要があるという。
ただし、現在のところブレッシャからの公式のアナウンスは何もない状態であり、他の投資家とも交渉を行っていることが以前から明らかになっているため、まだ様子を見る必要があるだろう。