レアル・マドリーが来季、ギャレス・ベイルとカリム・ベンゼマを売却し、マンチェスター・シティFW、セルヒオ・アグエロとドルトムントMF、マルコ・ロイスを前線に加えると報じられている。

ウェールズ代表のベイルはプレミアリーグ方面への売却が濃厚であり、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが獲得を希望しているとのこと。また、フランス代表のベンゼマはリヴァプールとアーセナルが獲得を希望しているという。スペイン人ジャーナリストのマヌエル・エステバン氏が「補強資金のために売却される」、と『Express』が報じている。

また、エステバン氏は『La Goleada』に対して以下のように発言しているようだ。

「ギャレス・ベイルはレアル・マドリーに残らないだろう。ベンゼマも(残留できるか)危ない状態だ」

「もし大きなオファーが来れば、躊躇しないだろう(=売却されるだろう)」

「(レアル・マドリーの)夢はクン・アグエロ、マルコ・ロイス、クリスティアーノ・ロナウドを組ませることであり、世界最高のフロントラインになるだろう」

ドイツ代表のロイスは2000万ポンド(およそ37億円)の売却条項があることで知られている。レアル・マドリーが優先交渉権を持つという報道もあったが、否定されている。シーズン開幕当初は1月の移籍ウィンドウでの売却も噂されていたが、今季は度重なる負傷に悩んでおり11月末の試合で負傷。年内の欠場が既にアナウンスされており、1月の移籍は消えたとみられている。

元アトレティコ・マドリー所属のアグエロについては幾度となくリーガ・エスパニョーラへの復帰が噂されてきた。選手本人が古巣のライバルであるレアル・マドリーへの加入は無いと都度発言しており、今年の8月にはクラブと2019年までの新しい契約を結んでいるだけに、移籍を実現させるには選手本人の強い希望とそれに伴う莫大な移籍金が必要となるのは明白。ハードルは高いと言わざるを得ないだろう。

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