12月4日、『朝鮮日報』は「蔚山現代の新監督に就任することが決定したユン・ジョンファン氏が意欲を語った」と報じた。
2011年からサガン鳥栖の正式な監督となったユン・ジョンファン氏は、J1昇格に導くとともに、資金面で恵まれない中で首位争いを繰り広げるまでにチームを成長させ、大きな話題を集めた。
好成績を残しながらも今季途中で退任することが決まり、その後の去就が注目されていたが、先日蔚山現代の監督に就任することが発表された。
3日に就任記者会見を行ったユン・ジョンファン氏は、やはり「諦めない、粘り強いチームを作る」と自身の哲学を語った。
ユン・ジョンファン 次期蔚山現代監督
「蔚山現代は激しさと力のあるチームだ。その伝統を生かして優勝に導きたい。
私は技術を重視する選手であったが、現代のサッカーでは体力、状況判断、組織力、スピードなどが複合的に必要になっている。何より、諦めない、粘り強いチームを作る。
チームが困難な状況にあるときには、本当に苦しい練習をしなければならないと思う。年齢の近い先輩たち(ファン・ソンホン、チェ・ヨンス、ソ・ジョンウォン氏など)にはすべて勝ちたい」