11月6日、『AS』は「レアル・マドリーに所属しているフランス代表FWカリム・ベンゼマは、まだ今の自分はベストではないと話した」と報じた。

2009年にリヨンからレアル・マドリーに加入したカリム・ベンゼマ。圧倒的な得点数を稼ぐわけではないためこれまで批判を受けることもあったが、前線での巧みなプレーでチームを生かし、レギュラーとして長くプレーしている。

しかし年齢的にはまだ26歳であり、中堅という立場。彼はピークに達してはおらず最高の瞬間は将来やってくると語った。


カリム・ベンゼマ

「これが自分のキャリアの最高の瞬間とは言い辛いね。正直、わからない。本当に調子はいいし、熱心に働いたら良い結果がついてくる。僕は26歳だし、人生最高の年はまだ来ていないと思っているよ。

自分にとって、ゴールを獲ることは最も重要ではないんだ。何より、僕はビルドアップに参加したい。時に得点し、時にそうではない。僕は本当に努力している。練習の時も、そうでない時も。バルデベバス(レアル・マドリーの練習場)でウォームアップが始まる前にも、早く来てフィットネスを整えている。特に足をね。それは、ピッチに足を踏み入れるとき、自分に自信を持つことを助けてくれる。

僕はサッカーが好きだ。美しいものが好きだ。鮮やかな試合が好きだ。チームメイトにアシストすることも好きだ。僕よりも得点しやすいポジションに誰かがいれば、当然パスを出す。

カルロ・アンチェロッティがここに来た時から、常に彼からの信頼を感じている。会長のフロレンティーノ・ペレスからも同じだ。彼らは大きな助けになった。

マドリーで、あるいはフランスでブーイングを受けたことを覚えている。しかし、それはファンからの期待の証であると分かっていた。それを全ていいプレーをするための力に変えなければいけないと理解していた。時には良いプレーをし、時にはそうでない。今のようにいい試合を続けられることを望んでいるよ。

我々は調子がいいし、ともに試合をすることを楽しんでいる。このチームの団結力は注目されている。皆同じメンタリティを持ってともに努力している。誰がベンチから出て行っても違いを作れるし、試合を有利に出来ることを知っている。誰もが支えあうことが必要であり、それがマドリーというものだ。我々は家族である。ともにあるのが好きなんだ。

我々は以前よりもお互いのことをよく知っている。多くの質を備えており、全てに勝利するという熱意を持っている。小さな試合であろうが、大きな試合であろうが、このチームは常に気持ちを上げられる。ハメス、クロース、イスコと、ポゼッションを向上させられる選手がいる。我々はかなりいい形で試合をコントロールしているよ」


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