現地時間1日に行われたAFCチャンピオンズリーグ決勝2ndレグ、アル・ヒラル対ウェスタン・シドニー。試合は0-0で終了したが、アグリゲートスコアで1-0と上回ったウェスタン・シドニーがオーストラリア勢初となるアジア王者に輝いた。

前年度王者の広州恒大を倒すなど、大会を通して快進撃を続けたウェスタンシドニー。この試合でもベテランGKアンテ・チョヴィッチが神憑り的なセーブを連発し、アル・ヒラルから得点を許さない。初出場での初優勝という驚くべき偉業を達成したウェスタン・シドニーは翌月にモロッコで開催されるクラブW杯への出場権を獲得した。

さて、そんなこの試合では観客による愚行も確認されている。試合が行われたのはアル・ヒラルのスタジアムなのだが、アル・ヒラルが獲得したFKの際にはこんなシーンがカメラにとらえられていた。

2色のレーザー光線を用いた、愚かな妨害行為。おそらくアル・ヒラルサポーターによるものと考えられるが、映像から集中力を維持するのに苦戦するチョヴィッチの様子が窺える。ACL決勝という最高の舞台でこうした行為が行われることはとても残念なことであろう。

なお、この試合では西村雄一氏が主審を務めている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介