現地時間31日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第10節、シャルケ04対アウクスブルクの試合で、右サイドバックとして先発したシャルケの内田篤人が決勝ゴールのアシストを記録した。

0-0で迎えた前半37分、相手のパスをカットした内田は、すぐに1人を交わし前方にスペースが空いていると判断するや一気に加速。ゴールライン付近まで約50mをドリブルで駆け上がり、最後は倒れながらも強いクロスで折り返すと、中央で待ち受けたオランダ代表ヤン・フンテラールが右足で上手く合わせた。

長年の相棒、ペルー代表ジェフェルソン・ファルファンを彷彿とさせる、独力での豪快なプレーを見せた内田は3試合ぶり今シーズン2アシスト目。今月行われる日本代表戦にW杯以来、ハビエル・アギーレ体制では初の招集が噂されるなか、シャルケは病み上がりを理由に慎重な姿勢を示しているが、このプレーを見る限り状態はかなり良いようだ。アジアカップを来年1月に控え、今年最後となる代表戦での復帰は果たしてあるのだろうか。

試合はこのゴールが決勝点となり、シャルケが1-0で勝利。内田は90分フル出場しチームの勝利に貢献している。

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