ポートランド・ティンバースのコンゴ民主共和国人FWスティーヴ・ザクアニが現役引退を発表した。
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— Major League Soccer (@MLS) 2014, 10月 29
ザクアニは自身の公式HPで以下のようなメッセージを出した。
「フットボールからの引退を発表しなくてはならないことはとても悲しい。自分の人生においてこれまでで下さなければならなかった最も難しい決断と呼ぶことは控えめな言葉だ。この数か月、この決断と格闘していた。でも、自分の全てのオプションを評価し、自分の心の声を聞いた。例えこの結論に達するのが辛いものであったとしてもこれが正しいと分かっている」、 「自分のキャリアが注射やMRI、手術、医師訪問、鎮痛剤にまみれ、プレーや楽しみ、愛情、試合への情熱よりも身体的な能力が制限されたとき、辞める時間だと悟った」
1988年生まれのザクアニは26歳。2009年、当時拡張チームだったシアトル・サウンダースからドラフト1位で指名されるとルーキーシーズンから活躍をみせて、その年のリーグ“Rookie of the Year”のファイナリストにもノミネートされた。翌シーズンにはキャリアハイとなる10ゴール6アシストを記録。
だが、 2011年4月のコロラド・ラピッズ戦でブライアン・マランから受けたハードタックルにより右足の脛骨と腓骨を骨折。
その後は繰り返す怪我との戦いになり2012年に復帰を果たすも、2013年はレギュラーシーズンでは8試合しか出場することができなかった。 今年はポートランド・ティンバースへと移籍、17試合に出場し3アシストをマークしていたが現役から引退することを選んだ。