17日にAFC U-19選手権の準々決勝2試合が行われ、U-19日本代表はU-19北朝鮮代表に1-1(延長0-0,PK戦4-5)で敗れ、来年ニュージーランドで開催されるU-20W杯への出場を逃した。

先日、南野の2ゴールにより宿敵・韓国を下しグループCを首位で通過したU-19日本代表はこの日、グループDの2位北朝鮮と対戦。前半、一方的に試合を支配しながら決定機を3度外すと、セットプレーの流れから北朝鮮に失点を許す。後半も自陣に引いた北朝鮮の守備ブロックを崩せず苦しい状況が続いたが、残り10分を切り、金子のドリブルが相手のファールを誘いPKをゲット。これをエース南野が決め土壇場で同点に追い付く。

試合は延長戦でも決着が付かずPK戦へ。互いに4本を決めた後、先攻の北朝鮮がしっかり決めたのに対し日本はエースの南野が止められ敗れた。

日本は4大会連続ベスト8敗退となり、上位4ヵ国に与えられるU-20W杯の出場権をまたしても逃した。勝った北朝鮮は2011年以来2大会ぶりに同大会の出場権を得ている。

また、同時刻に行われたUAE対ミャンマーは開催国ミャンマーが1-0で勝利し、国名がビルマだった1971年以来実に43年ぶりのベスト4へ進出した。

12度の韓国に次ぐ同大会7度の優勝を誇る古豪ミャンマーだが、当時はU-20W杯(2005年までの名称はワールドユース)が存在しなかったため、各年代を通じてFIFAの主催大会への出場は初。世界大会としては1972年のミュンヘン五輪以来2度目となる。

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