今年8月、弱冠15歳にしてノルウェーのフル代表に招集され話題となったストロムスゴッセ所属のアタッカー、マルティン・ウーデゴール。
その後のUAE戦で代表デビューしていたウーデゴールは、2016年欧州選手権予選に向けたフル代表メンバーにも再び招集されていた。ノルウェーはこの2連戦の初戦をマルタと対戦し0-3と快勝。そして現地時間13日、ホームでブルガリアとの予選第3節を戦った。
オスロで行われた試合は2-1でノルウェーが勝利。見事2連勝でこの2連戦を終え、グループHでクロアチアやイタリアに次ぐ3位につけている。
そんなこの試合で63分から出場したのが、ウーデゴールである。前節のマルタ戦では出場機会のなかったウーデゴールだが、この日はマッツ・デーリに変わってON。15歳と300日でのユーロ予選出場は最年少記録となった。
ウーデゴールは、uefa.comの中で「記録を樹立できて素晴らしいよ。今年、自分の身に起きたことを言葉で表現するのは難しいことだ。僕はただ挑戦し、それを楽しむだけさ」と話している。
Martin Ødegaard has become the youngest player in EURO history, coming on as a sub for @NFF_info at 15 years 300 days pic.twitter.com/4bMbYkNzs8
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2014, 10月 13
少し気が早いが、ユーロ本戦における最年少出場記録はオランダ代表DFイェトロ・ヴィレムスの18歳71日。ウーデゴールはユーロ2016が開幕する当日に16歳176日を迎えるため、仮にノルウェーが予選を突破すれば、本戦での大幅な記録更新もありうる話だ。ちなみに、最年少得点記録はスイス代表FWヨハン・フォンランテンの18歳141日。こちらも十分更新可能だ。
なおこのウーデゴール、先日謎の日本語Tシャツを着用し話題となっていた。