『Express』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、アスレティック・ビルバオに所属しているフランスU-21代表DFエメリク・ラポルトの獲得に向けて3400万ポンド(およそ59億円)を用意している」と報じた。
エメリク・ラポルトは1994年生まれの20歳。フランスの生まれであるが2010年にアスレティック・ビルバオの下部組織に入団し、2012年からトップチームでプレーしているセンターバック。
若くして優れた体格を備え、左足からのビルドアップにも定評があるタイプである。バスク人しか加入できないアスレティック・ビルバオではビセンテ・リザラズ以来のフランス人としても知られている。
アーセナルは以前から彼に興味を持っておりスカウトを派遣するなどしてきたものの、夏には移籍は実現せずに終わっている。しかし、今季チームには怪我人が続出しており、前線や最終ラインの補強が急務となったため、1月に3400万ポンドという非常に大きな額を用意して獲得に向かう決断をしたという。