1946年、サンピエルダレネーゼ(Sampierdarenese)とアンドレア・ドリア(Andrea Doria)が合併して誕生したサンプドリア。古豪ジェノアと同じジェノヴァをホームとしており、両者の対戦はデルビー・デッラ・ランテルナ、日本語でいう「灯台ダービー」として国内でも有数の盛り上がりを見せる。
近年はセリエAで4位に入った直後の2010-11シーズン、まさかのB落ちを喫するも、一年で再昇格。ここ2シーズンは14位、12位という成績を残しており、昨季途中からクラブOBのシニシャ・ミハイロヴィッチが指揮を執っている。
「鉄の輪を巻いたブルー(※サプライヤーのKappa公式より)」を意味する、ブルチェルキアーティ(Blucerchiati)が愛称のサンプドリア。
ユニフォームのベースは決まっており、2014-15モデルも青のホームを筆頭にお馴染みのデザインとなった。
白のアウェイ、赤のサード、そして黒のGKホームと、クラブカラー4色による同一テンプレートでのラインナップである。
また、今季の開幕から胸スポンサーが入っていなかったサンプは今月11日、期間限定のスポンサー契約を発表。
胸にドンッと入ったのは、イタリアで10月2日に公開される映画『シン・シティ(原題:Sin City)』の続編、イタリア語で『Sin City 3D: una donna per cui uccidere』のロゴ。14日のトリノ戦からこのユニフォームを使用している。
美女に囲まれたミハイロヴィッチ監督。こちらはサードだけ文字が白になっている。
A beautiful shirt for an awesome film
@SinCity3D and a wonderful cast: @hitRECordJoe, @jessicaalba, @ladygaga. pic.twitter.com/wQGa2dw9Nv
— U.C. Sampdoria (@sampdoria)
2014, 9月 15
ロゴの掲出期間は今週末、28日に行われるジェノアとの「灯台ダービー」までとのこと。今季のサンプはここまで2勝2分と好調なスタートを切っており、ライバルを破って今後の上位との対戦に弾みを付けたいところだ。