インテルの若手GK、フランチェスコ・バルディにモナコが興味を示していた事が明らかになった。
今シーズン、キエーヴォ・ヴェローナにローン移籍中のバルディ。アッズリーニでの活躍経験を持つ実力者であり、2013年のU-21欧州選手権で準優勝を果たしたチームで守護神を務めた。同世代のマッティア・ペリンと同様に将来を嘱望されるタレントの一人で、ミスの少なさ、守備範囲の広さ、飛び出しの判断力、シュートに対する抜群の反射神経が武器。
インテルではなかなか出番に恵まれていなものの、代理人のヴィンチェンツォ・リスポーリ氏はローン移籍の経緯、モナコからの関心、そして選手本人の希望について以下のように明かした。
「彼(=バルディ)は成長過程にあるし、キャリアを確かなものにするために頑張っている」
「キエーヴォの会長のサルトーリ氏と監督のコリーニは彼を獲得するために全てコストを支払うつもりであることを示してくれた。フランチェスコはインテルとの契約が残っているけど、素晴らしいGKの1人。そして謙虚であり、インテルもそれに感謝している」
「インテルは本当に彼を信頼しており、我々はそれに満足している。フランチェスコはインテルで満足しているが、他のヨーロッパのクラブからの問い合わせにも喜んでいる」
「モナコが彼を本気でほしがったのは事実だよ。だけど、彼はインテルを去りたいなんて一度も言わなかった。彼はインテルと密接な関係にあり、自分ともそうだね」
「自分の最初のクライアントは1994年にインテルに加わったジャンルカ・パリュウカだ。自分は常にこのクラブ(=インテル)とうまくやってきたよ」