ポルトガル1部リーグ、スポルティング・リスボン対ベレネンセス戦でこんなシーンがあった。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム、ベレネンセスFWデイヴェルソンがスポルティングの選手たちと接触すると…
試合時間が刻一刻と無くなっていくなか、ピッチに横たわるデイヴェルソンを担いでピッチ外へ運ぼうとしたナニとジェフェルソン(4番)。
ジェフェルソンはデイヴェルソンのつった足を伸ばそうともしているようにも見えたが、マシャド主審はこれを制止。ジェフェルソンは近くのタッチラインにまず運び出してくれと伝えているようにも見えたが、主審と口論に発展してしまう。すると、マシャド主審はジェフェルソンに対しこの日2枚目のイエローカード、直後にはレッドカードも提示した。
この試合に向けて勝つ義務があると強い意気込みを語っていたジェフェルソンだったが、無念の退場となってしまった。デイヴェルソンのほうは本当に足を痛めていたようでその後途中交代となり、試合は1-1の引き分けで終了している。なお、田中順也はこの試合ベンチ入りしなかった。
なんでもこの判定を巡って試合終了後にはスポルティングの選手、関係者がマシャド主審に詰め寄るシーンもあったとか。