14日に行われたセリエA第2節、パルマ対ミラン戦で、日本代表MF本田圭佑がラツィオとの開幕戦に続き2試合連続となるゴールを決めた。
アルベルト・ザッケローニからハビエル・アギーレに指揮官が代わった日本代表において、新キャプテンを任され名実ともにチームを牽引する立場となった本田。代表では先日の2試合、ともに3トップの右で先発出場したが、同じポジションを任されているミランでも今季は生き生きとしたプレーを見せている。
このパルマ戦でも代表帰りながらスタメンに名を連ねると、25分、本田のパスからジャコモ・ボナヴェントゥーラ。
本田のアシストで先制点を奪ったミラン。さらに、アントニオ・カッサーノのゴールで追いつかれて迎えた37分には、背番号10が自らパルマゴールをこじ開ける。
ジェレミ・メネズのパスで右サイドバックのイニャーツィオ・アバーテが抜け出しクロスを上げると、ムンタリと交差しながら絶妙のスペースに入り込んだ本田がヘディングで鮮やかにゲット。開幕戦に続く本田のゴールでミランが勝ち越しに成功する。
試合はその後、お互いが退場者を出すなど荒れた展開となり、最終的には5-4というスコアで決着。アウェイでパルマを下したミランが、ユヴェントス、ローマという昨季の上位2チームとともに開幕2連勝を飾った。