『Getfootballnews』は「今季クレルモン・フットの監督に就任し開幕前に辞任した女性指揮官エレナ・コスタは、チームを離れたことを後悔していないと話した」と報じた。
欧州男子プロサッカー界で初の女性監督となったエレナ・コスタであったが、チームのフロントとの意思疎通に問題があったことを理由に、開幕戦を戦うことなく職を辞した。
ただ、やはりそこには他の問題も存在し、注目度の高さからくる取材攻勢に対してウンザリしていたところもあると『Canal+』に対して話したとのことだ。
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エレナ・コスタ
「後悔しているか? いや、していない。私はこの決断が100%正しかったと確信している。
(クラブフロントとの確執という話ですが?)
私の電話がクレイジーだったことは感じている。私も少し狂っていた。
あの職に就いてからというもの、朝から晩まで私の電話は鳴りやむことはなかった。世界のどこからでもね。コロンビア、ブラジル、そして日本からも。あなたが想像できないほどの量だった。
私はメディアに対処するのではなく、ただ指導者として働き始めたかったのだ。
(何故チームを離れたか)
もし自分の考えがプロジェクトの一部でない場合、それは正しい人物ではないことを意味する。あるいは、誰かが正しい位置にいないのかどちらかだ。
私は自分だけで決断を下した。自分がやりたい仕事であるということと、現実の状況を考えて、決断した。それを後悔はしていない」