メキシコリーグといえば、最近ホットな話題があった。あのロナウジーニョがメキシコ1部ケレタロFCと契約したのだ。

Qolyでは以前、 反則まがいの裏ワザで1部残留に成功していたケレタロFCのニュースをお伝えしたが、このほどベネズエラの“魔術師”フアン・アランゴもメキシコのティフアナに移籍しており、世界的スターが集まる格好となっている。

そんなメキシコリーグのあるクラブが、とってもユニークな練習を見せたと話題になっている。

少し分かりづらいが、これはオオカミのお面である。

なるほど、確かにアップで見てみると鋭い牙が確認できる。クラブ公式Twitterアカウントもスペイン語で「オオカミ」を意味する"LOBOS"という単語を使っている。

メキシコ1部リーグに所属するプエブラはこの日、オオカミのお面を被ってトレーニングをするという摩訶不思議な行動に出たのだが、その理由がこれまた予想の斜め上であった。

なんでもホセ・ルイス・サンチェス・ソラ監督は、ディフェンスの際、選手たちに「オオカミのようにボールに向かうという姿勢」を徹底させたかったようで、このような奇策に出たとのこと。

もう一度このトレーニングの様子を覗いてみよう。

確かに映像を見てみると、パス回しのトレーニングでボールを奪う役は常にマスクを被った側の選手が担当している。ことの背景を知ったからか、ボールを追うその姿にはオオカミのような獰猛さを感じずにはいられない・・・。世界は広い。実に広い。

ちなみに、このプエブラは今週末ロナウジーニョが加入したケレタロFCと対戦予定である。そのため各紙は「ロナウジーニョ対策か」との見出しでこのニュースを伝えているが・・・かつてのバロンドーラーは、彼らのエネルギッシュなチェックを交わすことはできるだろうか?

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名