8月29日、『L'Equipe』は「パリ・サンジェルマンとローマの間で行われていたフランスU-21代表MFアドリアン・ラビオの移籍交渉が合意に達した」と報じた。

アドリアン・ラビオは1995年生まれの19歳。以前Qolyでは特集記事を作成したため、詳細についてはそちらを参照してほしい。

今夏パリ・サンジェルマンとの契約が残り一年となり、そして更新を保留している状態にあるラビオ。おそらく更なる出場機会を求めていると考えられており、以前はアーセナルとの交渉が行われていると報じられてきていた。

しかし今回の報道によれば、イタリア・セリエAのローマとの交渉が合意に達し、条件については移籍金1500万ユーロ(およそ20億5000万円)で決着したという。もちろん選手側の合意はまだであり、今後ローマはラビオ本人側との交渉に臨むことになる。

ローマは先日バイエルン・ミュンヘンにモロッコ代表DFメフディ・ベナティアを放出しており、その収入がおよそ3000万ユーロ(およそ41億円)と言われている。

その後ギリシャ代表DFコスタス・マノラスを獲得しており、その際に支払ったのが1300万ユーロ(およそ17億円)+ボーナス200万ユーロ(およそ2億7000万円)。

ということは残りはきっちり1500万ユーロということで、売った分は買うという意欲が感じられる交渉となっている。


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