8月30日、『Skysports』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、QPRに所属しているフランス代表FWロイク・レミの獲得に動いている」と報じた。
チェルシーは昨日ACミランにスペイン代表FWフェルナンド・トーレスを放出。以前からジョゼ・モウリーニョ監督は「ストライカーは3人必要」と話しているが、これでジエゴ・コスタとディディエ・ドログバの2名となり、構想上では1名人員が足りなくなったことになる。
これを受けてクラブは素早い動きを見せ、QPR、ニューカッスルで結果を残してきたロイク・レミの獲得に向けて打診を行っているとのことだ。
ロイク・レミは今夏リヴァプールへの移籍が決まる直前にまで進んでおり、キャンプ地であるアメリカにまで渡っていたものの、最終的には破談になっていた。その理由はメディカルチェックに落ちたからであるとか、あるいは高額すぎる給与を求めたためであるという噂があるが、今季試合に出ていることを考えれば前者の理由は考えにくい。
彼は以前からチャンピオンズリーグに出場するクラスのクラブでの挑戦を求めているとのことで、QPRも他のチームからの交渉を受ける姿勢を見せている。ハリー・レドナップ監督は彼について「できれば残ってほしい」と話しているものの、前向きに話が進む可能性は低くはない。