8月21日、『Nieuwsblad』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、アトレティコ・マドリーに所属しているベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトの獲得を検討している」と報じた。
アーセナルは今夏ベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンをバルセロナに放出しており、最終ラインのバックアップがやや心許ない状況にはなっている。
トビー・アルデルヴァイレルトは1989年生まれの25歳。15歳からアヤックスの下部組織で育ち、ベルギーの各年代の代表チームで活躍してきたディフェンダー。サイドバックとセンターバックをこなせるユーティリティープレーヤーでもある。
実績のある選手であるが、昨年移籍したアトレティコ・マドリーでは定位置を掴めず、バックアップの立場が続いており、昨季はわずか12試合の出場に留まっている。
そのため彼の父親はメディアに対してトビーが非常に苦悩していることを明かしており、オファーがあれば退団して出場機会を求めたいと訴え、アトレティコ・マドリーとの対話を続けていることを明かしている。
アトレティコ・マドリーは今夏クラブを離れる噂があったミランダ、ディエゴ・ゴディンが現在までチームに残っていることから、立場は今季も変わらない見込みである。
とはいえ、アーセナルでもアトレティコ・マドリーと同じく3番手になる可能性が高く、それを考えればトビー本人がその移籍を選択するかは微妙なところだ。