先月ベネズエラ代表の指揮官に就任したノエル・サンビセンテ新監督は21日、来月行われる韓国、日本両代表との親善試合に向けたメンバー22名を発表した。

昨年10月まで2年に渡り行われた南米予選で6位に終わり、2014年ブラジル・ワールドカップへの出場をあと一歩のところで逃したベネズエラ代表。予選終了後に6年間同代表を率いたセサル・ファリアス監督が退任し、先月17日に国内で実績を残していたノエル・サンビセンテ監督が就任した。

サンビセンテ監督にとって今回のアジアツアーが初陣となるが、コパ・アメリカを来年に控え、同大会終了から間もなく2018年ロシア・ワールドカップに向けた南米予選が始まることもあり、サロモン・ロンドン、トマス・リンコンら外国でプレーする16名を招集。現時点ではほぼベストに近い陣容となっている。

一方、同国の英雄的存在で長く代表キャプテンを務めた34歳のフアン・アランゴ(ティフアナ/MEX)は招集されなかった。アランゴは最近になって代表引退をほのめかしており、自身をしばらく代表に呼ばないよう要請していたという。

ベネズエラ代表は5日にソウルで韓国代表と、9日には横浜国際総合競技場でハビエル・アギーレ体制2戦目となる日本代表と対戦する。


GK:

レニー・ベガ(ラ・グアイラ)

ダニ・エルナンデス(バジャドリー/ESP)

DF:

アレクサンデル・ゴンサレス(アーラウ/SUI)

ガブリエル・シチェロ(ミネロス)

グレンディ・ペロソ(アジャクシオ/FRA)

アンドレス・トゥニェス(ブリーラム・ユナイテッド/THA)

ルベルト・キハダ(カラカス)

フェルナンド・アモレビエタ(フラム/ENG)

オスワルド・ビスカロンド(ナント/FRA)

ロベルト・ロサレス(マラガ/ESP)

MF:

ラファエル・アコスタ(ミネロス)

エドガル・ヒメネス(ミネロス)

アレハンドロ・ゲラ(アトレティコ・ナシオナル/COL)

トマス・リンコン(ジェノア/ITA)

ルイス・セイハス(サンタフェ/COL)

ペドロ・ラミレス(シオン/SUI)

ヨハンドリ・オロスコ(デポルティボ・タチラ)

フランコ・シニョレッリ(エンポリ/ITA)

FW:

ミク(アル・ガラファ/QAT)

フアン・ファルコン(メス/FRA)

マリオ・ロンドン(ナシオナル/POR)

ヨセフ・マルティネス(トリノ/ITA)

サロモン・ロンドン(ゼニト/RUS)

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名