昨シーズントッテナム・ホットスパーでブレイクしたウインガーに、あのクラブが目を光らせている。

この夏、主力選手を大量に放出してしまったサウサンプトン。アダム・ララーナやリッキー・ランバート、デヤン・ロヴレンといった選手たちは文字通りチームの主軸であり、チームを構成するメンバーは大きく変わった。

そんなクラブは新戦力として、トッテナムに所属するアンドロス・タウンゼントの獲得を目指すことになるようだ。

タウンゼントは1991年生まれの23歳。昨年10月に行われたモンテネグロ代表とのW杯予選では初出場ながらに初得点を記録し、チームの救世主となった。その後は負傷に見舞われ欠場することも少なくなくW杯への出場権は逃したが、今後の活躍が楽しみなアタッカーとして注目を浴びた。

英国『Daily Star』によれば、サウサンプトンはこのタウンゼントの獲得を企てているようで、今回報じられた入札額は1000万ポンド(およそ17億1000万円)。しかし、トッテナムもこれには強い姿勢を見せているようで、サウサンプトンからのオファーを拒否する構えであるようだ。

トッテナムを今シーズンから指揮するのは、昨シーズンまでサウサンプトンを率いチームの礎を築いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督。今後、この両者による攻防はどう進んでいくのだろうか。

なお、タウンゼントは先日行われたプレミアリーグの第1節ウェストハム対トッテナム戦に途中出場している。

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