開幕まで2週間を切った新シーズンのプレミアリーグで、新たなルールが設けられるようだ。

英国『BBC』は現地時間5日、新シーズンからスタートするプレミアリーグで、頭部を負傷した選手は一度ピッチから退場しなければならないという新ルールが設置されると伝えた。

2014年ブラジルW杯の決勝戦、ドイツ代表MFクリストフ・クラマーが脳震盪を起こし、試合中に記憶を失っていたことは以前Qolyでもお伝えしていた。

その後、試合中に起きた頭部の怪我について様々な議論が世界中でなされたが、世界最高峰のリーグが早速動き出した。

記事によれば、試合中に頭部を負傷した選手は必ず一度ピッチから離れ、チームドクターにプレーの続行を委ねなければならなくなる。監督やコーチにその決定権はない。他にもリーグがそういったアクシデントを調査するためにドクターを雇い、頭部の負傷によるリスクを限界まで減らすことになるという。

昨シーズン、トッテナム・ホットスパーのGKウーゴ・ロリスがロメル・ルカクとの接触で頭部を負傷しプレーし続けた際、その判断について批判も出ていた。命にかかわることもある重大な問題に、プレミアリーグはついにメスを入れる。

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