7月29日、『AS』は「フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは、アトレティコ・マドリーに対してアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシの購入を勧めている」と報じた。

現在レアル・マドリーのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの獲得に乗り出し、一説には8000万ユーロ(110億円)という莫大な額を提示しているといわれているパリ・サンジェルマン。しかしその一方でFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)制度の違反によって科せられている年俸総額増加の禁止、移籍金収支総額制限という罰則のため、誰かを売らなければいけない状況にもなっている。

記事によれば、アトレティコ・マドリーのCEOを務めるミゲル・アンヘル・ギル氏は中国に飛び、パリ・サンジェルマンの首脳陣と会談を行ったとのことだ。

しかし、やはりエセキエル・ラベッシに支払われている給料がかなり高いため、アトレティコ・マドリーにとってはなかなか手が届かない条件であったようだ。

なお、ラベッシに対してはリヴァプールも狙っているといわれているが、その価格は1800万ポンド(およそ30億円)と言われており、これではパリ・サンジェルマン側としてはディ・マリアの価格の3分の1にも満たないため難しいだろう。

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