開幕前、ベテラン勢に加え中島翔哉、吉野恭平というユース出身のU-21日本代表選手をそれぞれFC東京、サンフレッチェ広島へ放出するなど(※吉野は期限付き移籍の形で残留)、厳しい財政状況が伺える東京ヴェルディ。

2年目の三浦泰年監督率いるチームは23節終了時点で20位と低迷しているが、ここ2試合は3位ジュビロ磐田、2位松本山雅という上位チームを相手に、アウェイで2-1、1-1と健闘。昨季町田ゼルビアへの期限付き移籍を経験した21歳のアタッカー、杉本竜士が2試合連続ゴールを決めている。

そんな東京Vが27日、人気アニメ『とある科学の超電磁砲』とのコラボレーション企画を突如として発表した。

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』は、シリーズ累計1500万部を突破しアニメ化もされている『とある魔術の禁書目録(インデックス)』のスピンオフで、「超電磁砲(レールガン)」の通称を持つ御坂美琴などが、学園都市で起こるさまざまな事件を解決していくストーリー。(下は2013年4月から放送された2期のオープニング)

コミックを原作にアニメ化されており、その中で東京Vのホームタウンである立川市や多摩市、さらに味の素スタジアムがモデルとして登場するため、今回のコラボ企画が実現した。

そして、「東京ヴェルディ×とある科学の超電磁砲」のコラボグッズ第1弾として発表されたのが、このコラボユニフォーム。

Tokyo Verdy 2014 Athleta Special

主人公である御坂美琴がお気に入りのキャラクター「ゲコ太」を2014ホームユニフォームの背中に大きくあしらい、その下にはネームとともに作中で印象的な美琴の“蹴り"のシルエットをプリント。左袖にも作品のタイトルロゴが入れられている。

なお、コラボユニフォームは主要登場人物に合わせ、4種類の背番号とネームで販売。

■御坂 美琴(みさか みこと)
3510番「MIKOTO」

■白井 黒子(しらい くろこ)
965番「KUROKO」

■初春 飾利(ういはる かざり)
087番「KAZARI」

■佐天 涙子(さてん るいこ)
310番「RUIKO」

※初春飾利の「087」は、頭に着けた花(お花=087)の髪飾りが“本体"であるというネタから。

11月1日に味の素スタジアムで行われるJ2第39節、コンサドーレ札幌戦が「東京ヴェルディ×とある科学の超電磁砲」コラボデーとなり、この日に向けて様々な企画が実施されるようだ。

コラボ企画の詳細や、本日10時から販売が開始されたコラボユニフォームの購入方法などはクラブの公式サイトから。

「東京ヴェルディ×とある科学の超電磁砲」コラボレーション企画開催決定のお知らせ(2014.7.27)
http://www.verdy.co.jp/toaru/

東京ヴェルディ×とある科学の超電磁砲コラボユニフォーム
http://www.verdy-shopping.com/SHOP/201407270001.html

Jリーグでは他にも、「サンフレッチェ広島×たまゆら」、「川崎フロンターレ×天体戦士サンレッド」、「FC岐阜×のうりん」、「水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァー」などいわゆる“ご当地アニメ"とのコラボが行われてきており、次はどこが?というのも気になるところである。

なお、アニメ好きで有名な東京Vの井林章は今回のコラボに関して、以下のような喜びのコメントを残している。

※東京Vは今年6月、立川市に本社を置く壽屋(コトブキヤ)と、Jリーグのチームで初めてとなる「フィギュアパートナー」契約を締結。井林が公式戦でゴールを決めた場合、選手本人(!)とTwitterでのキャンペーン参加者の中から1名にそれぞれフィギュアが1体プレゼントされる。

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