『Nice-Matin』は「アーセナルとニースの間で行われていたコロンビア代表GKダビド・オスピナの移籍交渉がクラブ間合意に達した」と報じた。
記事によれば、移籍金は以前報じられた通り400万ユーロ(およそ5億5000万円)で決着したとのこと。別のメディアによるとさらに100万ユーロ(およそ1億4000万円)のボーナスも付随しているという。
ダビド・オスピナは1988年生まれの25歳。アトレティコ・ナシオナルの下部組織出身で、若くしてチームの守護神に定着。19歳でフル代表の一員となり、2008年にフランス代表GKウーゴ・ロリスの後釜としてニースに加入した。
フランスでもすぐさま力を発揮してレギュラーに定着し、6シーズンで189試合に出場。先日まで行われていたワールドカップでもコロンビア代表のゴールマウスを守り、ベスト8進出に貢献している。
ニースとの契約は2015年夏までとなっており、移籍には良いタイミングといえ、今夏のマーケットでは注目される選手の一人であった。
ただ、前回の報道では「個人間の条件が合意、クラブ間が問題」と書かれていたが、今回は逆に「クラブ間の条件は合意、個人の条件が問題」と逆に。いつものことながら様子を見ることが必要となるだろう。